2020年07月15日

ボリス・ジョンソン 英国首相 へ 香港や中国に対する「国家の分裂」の試みや「破壊行為」を取り締まるのは、彼らの立場では当然だろう。 だが、読売新聞が7月2日に報じた概要によれば、香港人だけでなく、 外国人や外国組織に対しても取り締まりや監視の強化を盛り込んでいる。 これでも、まだ、中国を「友人」として「愛すること」ができるだろうか。

ボリス・ジョンソン 英国首相 へ


2020-07-15:拝啓、
中国が香港に「国家安全維持法」を導入した。次は台湾が危ない。外国人でも盗聴・監視できる。それだけでなく最近、中国は沖縄県・尖閣諸島や南シナ海、ヒマラヤ山脈の国境などで極めて好戦的になっている。習近平は、異常なレベルで挑発している。外国人や外国組織に対しても取り締まりや監視の強化を盛り込んでいる。これでも、まだ、中国を「友人」として「愛すること」ができるだろうか。


第1部。香港や中国に対する「国家の分裂」の試みや「破壊行為」を取り締まるのは、彼らの立場では当然だろう。
だが、読売新聞が7月2日に報じた概要によれば、香港人だけでなく、
外国人や外国組織に対しても取り締まりや監視の強化を盛り込んでいる。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200702-OYT1T50066/

たとえば「外国あるいは本土外の勢力」と「結託」して「国家の安全に危害をもたらす罪」を定めた、
そのうえで、当局に強力な「捜査権」を「付与」した。
具体的には「香港政府の国家安全維持部門は、海外の政治的組織、当局に資料提供を要求できる。
「香港行政長官」の許可を得て、疑いのある者に対し、通信傍受や秘密捜査ができる」という。
つまり、当局が必要と思えば、外国人や企業、団体に対して情報提供を求めるだけでなく、
公然と「通信傍受や秘密捜査もするぞ」と宣言したのだ。
大使館などの盗聴は「周知の事実」だったが、
これからは中国政府に「マーク」されたら「盗聴される」と考えたほうがいい。
また「国家安全維持公署は、外務省の出先機関などとともに、香港駐在の海外組織、NGO、
メディアへの管理とサービスを強化する」という条文もある。
NGO職員や新聞、テレビの特派員たちは、これまで以上に監視されるだろう。
盗聴はもちろんだ。

一般企業やその社員たちも、けっして安心とは言えない。
香港当局に「私たちも監視対象になるのでしょうか」などと問い合わせても無駄だ。

「国家安全維持公署とその職員の職務執行は、香港政府の管轄を受けない」。
「香港の現地法と規定が本法と一致しない場合、中国の法律の規定を適用する」と明記されている。
具体的にどんなケースで、どんな運用をするかは「すべて北京のご意向次第」なのだ。

新型コロナウイルスの感染拡大で、中国は欧米などから厳しく責任を追及され、巨額の損害賠償訴訟も起こされていた。
海外からの批判だけでなく、国内でも習近平体制の足元を揺るがすような動きが出ていた。

たとえば、ナンバー2の李克強首相は全国人民代表大会(全人代)後の記者会見で
「中国には月収1000元(約1万5000円)の貧困層が6億人もいる」と暴露した。
2020年の成長率目標も示せなかった。
「自画自賛=praise oneself 」が普通の中国では、異例の出来事である。
「習近平」氏は敵に囲まれて、孤立して援助の無い状態です。
「習近平」氏は「強硬策」で「突破」します。
そして「彼は「政治的な求心力」を「取り戻そう」とした、のではないか。
そんな見方を補強する材料もある。
強硬姿勢は香港だけではないのだ。
詳細は、
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73776


米国は、これでも中国に巨額の貿易赤字を「貢ぐ」のだろうか?
世界各国は中国を完全に「デカップリング」すべきである。
一部の政治家は「中国のハニートラップ」に落ちた。
それに対する「代償」は、国家にとってあまりにも大きかった。

2017年1月の入管法の改正で「私は無罪」であることが改正理由で述べています。
理由:「処罰できない」から「処罰できる」ように改正する。
「冤罪」です。国際社会の皆様ありがとうございました。しかし日本政府はまだ謝罪をしません。
起訴状は下記でご覧ください。(日本語)
https://blog.goo.ne.jp/nipponnoasa/e/c9639cd8d9ab6f7d734bdbb61511a31e


第2部。以下は下記をご覧ください。
日本語。
https://blog.goo.ne.jp/nipponnoasa/e/d28c05d97af7a48394921a2dc1ae8f98
英語。
https://blog.goo.ne.jp/nipponnoasa/e/ac718e4f2aab09297bdab896a94bd194

敬具。

長野恭博 (Yasuhiro Nagano)



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posted by 長野トミー at 07:46| 東京 ☁| Comment(0) | 英国首相 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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